セビージャのサミル・ナスリ【写真:Getty Images】
セビージャのホセ・カストロ会長が新加入MFサミル・ナスリの覚醒に対しての驚きを率直に語っている。26日、スペイン『カデナ・コペ』が報じた。
今夏マンチェスター・シティからセビージャに加入したナスリだが、カストロ会長は最初にナスリ獲得にクラブが動いていることを聞いた際に驚いたことを明かしている。
「モンチSDがナスリ獲得を考えていると言ってきた時には『彼はバカだ』と思ったよ。我々は単純に彼を獲得する余裕なんてないと思っていたんだ」
しかしながら、ナスリはセビージャ攻撃陣を牽引する存在へと覚醒。ここまで出場8試合で3ゴール1アシストと攻撃の核を担っている。カストロ会長は「彼はマンチェスター・シティでは限定された選手だった。しかし、ここにきてから主役を担っている」と変化を説明した。
同じく今夏セビージャに加入した日本代表MF清武弘嗣にとっては、ナスリの覚醒が出場機会を減少させる一つの要因となっている。現在リーガ・エスパニョーラで2位と躍進するセビージャをナスリはさらなる高みへと導くことができるのだろうか。
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