3バックの中央で先発出場した長谷部誠【写真:Getty Images】
DFBポカール(ドイツ杯)第2回戦が現地時間の25日に行なわれたが、日本人選手にとっては“珍采配”が目立つラウンドとなった。
フランクフルトのMF長谷部誠は3バックの中央で先発出場。チームの守備を支え続けると、試合は0-0でPk戦へ。相手2選手が失敗に終わり、4人目の長谷部が成功させフランクフルトの勝利が決定した。慣れないポジションで奮闘した長谷部が試合を決め、フランクフルトは第3回戦に進出している。
一方、ハンブルガーSVの酒井高徳はボランチで先発出場。序盤の15分にイエローカードを受けるも、そのまま攻守に渡って貢献。フル出場を果たしチームの4-0快勝に貢献した。
その他、原口元気所属のヘルタ・ベルリンはザンクト・パウリと対戦。宮市亮は右サイドで先発したものの、ヘルタが2-0で完勝した。原口は出番なしに終わっている。また、浅野拓磨が先発出場したシュトゥットガルトもボルシアMGに0-2で敗れている。
普段とは異なるポジションでの珍しい采配に応えた長谷部と酒井高徳。チームの勝利に貢献し、監督の期待に応えてみせた。
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