インテルのフランク・デ・ブール監督【写真:Getty Images】
インテルのフランク・デ・ブール監督が絶体絶命の危機に追い込まれている。
レガ・カルチョ・セリエAは24日、インテルのMFガリー・メデルに対して3試合の出場停止を発表した。先週末のアタランタ戦で相手MFヤスミン・クルティッチに対してエルボーしたことが理由とされている。
メデルはインテルにおいて唯一の“潰し屋”だ。ジョアン・マリオ、エベル・バネガ、ジョフレイ・コンドグビア、マルセロ・ブロゾビッチとテクニカルな中盤が多いインテルにおいて希少な存在としてロベルト・マンチーニ時代からデ・ブール監督が指揮する現在まで変わらず先発を勝ち取ってきた。
アタランタ戦で敗れセリエA3連敗を喫したことで、デ・ブール監督はますます解任に向かっているとみられている。この状態でメデルが離脱したことで、もはや解任は不可避であるとの見方も強い。
夏の積極補強から一転泥沼状態に陥っているインテルだが、挽回することはできるのだろうか。
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