チェルシーはマンチェスター・ユナイテッドを4-0で下した【写真:Getty Images】
プレミアリーグの第9節が現地時間22日~23日にかけて開催され、その中から印象的なパフォーマンスを見せた選手の中からベストイレブンを選出した。
GK:ビクトール・バルデス(ミドルスブラ)
DF:セサル・アスピリクエタ(チェルシー)
DF:ローラン・コシェルニー(アーセナル)
DF:ガリー・ケーヒル(チェルシー)
MF:エンゴロ・カンテ(チェルシー)
MF:マーク・ノーブル(ウェストハム)
MF:ゼルダン・シャキリ(ストーク・シティ)
MF:フィリペ・コウチーニョ(リバプール)
FW:ネイサン・レドモンド(サウサンプトン)
FW:ペドロ・ロドリゲス(チェルシー)
FW:ロベルト・フィルミノ(リバプール)
監督:アントニオ・コンテ(チェルシー)
今節最大のビッグゲームとなった一戦は、チェルシーがマンチェスター・ユナイテッドを4-0の大差で撃破。ジョゼ・モウリーニョにとっては、自身がかつて数々のタイトルをもたらしてきたスタンフォード・ブリッジへの凱旋だったが、チェルシーはペドロが今季のプレミアリーグ最速となる開始30秒で先制弾を奪うなど完璧ともいえる結果だった。
ここ数試合でアントニオ・コンテ監督は3バックをテストし、前節レスター戦でも完封勝利を収めたが、ユナイテッド相手にも見事な完成度を見せた。本来は右サイドバックのアスピリクエタは、抜群の危機察知能力と鋭い読みで3バックの一角として完全に定着し、カンテととともにユナイテッド攻撃陣を無力化する働きを見せた。
ケーヒルはシーズン序盤こそミスで失点を献上する試合も見られたが、ユナイテッド戦では完璧な守備を披露。得意のボレーシュートによるゴールは、その報いといえるかもしれない。
サウサンプトンのレドモンドは、マンチェスター・シティ相手に貴重な先制点をマーク。ゴールシーン以外にも積極的にシティゴールに迫るなど、ペップ・グアルディオラ監督は明らかにこの22歳に手を焼いていた。
コウチーニョとフィルミノのブラジル人コンビはリバプールで抜群のコンビネーションを見せ、攻撃陣を象徴する存在となっている。その他、好調ストークから2得点を決めたシャキリ、アーセナルを完封した“ボロ”(ミドルスブラの愛称)の守護神バルデスらを選出した。