マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
現地時間23日に行われたプレミアリーグ第9節の試合で、マンチェスター・ユナイテッドはチェルシーに0-4の大敗を喫した。ジョゼ・モウリーニョ監督は守備面で「信じられないようなミス」があったとして嘆いている。試合後に英メディア『スカイ・スポーツ』に語った。
モウリーニョ監督が昨シーズン途中まで率いたチェルシーの本拠地スタンフォード・ブリッジに乗り込んだユナイテッドだが、開始わずか30秒で失点。FWペドロ・ロドリゲスに簡単に裏を取られてしまい、GKもかわしたペドロが今季プレミアリーグの最速ゴールを蹴り込んだ。
21分にはDFガリー・ケイヒルがCKからのボールを蹴り込んで追加点。後半にもMFエデン・アザール、エンゴロ・カンテがゴールを重ね、モウリーニョ監督にとっては悪夢のような古巣帰還となった。「戦術を準備して試合に臨んでも、最初の1分でゴールを許してはならない。あれが試合を変えてしまった」と指揮官は開始直後の失点がプランを狂わせたことを認めている。
「信じられないような守備のミスを犯した。個人の守備のミスがあり、その代償を支払わされた」とモウリーニョ監督。「わずか数秒で0-1にされ、1-1に近づいたかと思えばまた守備のミスで0-2にされた。1-2に近づいたがカウンターで0-3にされ、1-3に近づいたが0-4にされた」と、チャンスを逃すたびに逆に失点を重ねたと嘆いた。
リーグ戦で3試合連続白星なしとなったユナイテッドは、26日にはリーグカップ4回戦でマンチェスター・シティとのダービーマッチを戦う。厳しい試合が続いていくが、モウリーニョ監督はチームを立て直すことができるだろうか。
【了】