チェルシーに敗れたマンチェスター・ユナイテッド【写真:Getty Images】
現地時間23日に行われたプレミアリーグ第9節の試合で、マンチェスター・ユナイテッドはチェルシーに0-4の大敗を喫した。チェルシーとの対戦では過去17年間で最悪の敗戦となった。
ジョゼ・モウリーニョ監督の古巣との対戦としても注目された試合だったが、ユナイテッドは開始わずか30秒でFWペドロ・ロドリゲスに先制点を奪われてしまう。その後もゴールを重ねたチェルシーは結局4点差で完勝を収めた。
チェルシーにとっては、ユナイテッドとの対戦で17年ぶりの大勝となった。1999年10月にチェルシーのホームで行われた試合に5-0で勝利して以来のことだ。MFグスタボ・ポジェが今回のペドロよりもわずかに速い開始28秒で先制点を奪った試合だった。
チェルシーとの対戦以外も含めると、ユナイテッドにとっては2011年10月のマンチェスター・シティとのダービーマッチに1-6で敗れて以来となる大敗。チームを低迷させたとして批判されたデイビッド・モイーズ体制やルイス・ファン・ハール体制でも、リーグ戦で4点差の敗戦を喫したことはなかった。ただしファン・ハール監督の率いた2014年には、リーグカップで3部のミルトン・キーンズ・ドンズに0-4で敗れたことがあった。
また、モウリーニョ監督にとっては約6年ぶりの大敗。レアル・マドリーを率いていた2010年11月に、バルセロナとの自身初のクラシコに0-5で敗れて以来で最悪の結果となった。
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