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岡崎の貢献度を地元紙が絶賛「レスターのプレーを変えた」「次節も先発候補」

text by 編集部 photo by Getty Images

岡崎慎司
レスター・シティの岡崎慎司【写真:Getty Images】

 レスター・シティのFW岡崎慎司にとっては、今シーズンの転機となる試合だったかもしれない。現地時間22日に行われたプレミアリーグ第9節のクリスタル・パレス戦で活躍を見せた日本代表FWは、次節以降も有力な先発候補になるとの見方を地元メディアが伝えている。

 リーグ戦では4試合連続で先発を外れていた岡崎だが、C・パレス戦に先発で起用されると、見事に期待に応えてみせた。FWアーメド・ムサの先制点に絡むプレーを見せたのに続いて、後半には今季のリーグ戦初ゴールを記録。3-1の勝利に大きく貢献し、英『BBC』ではマン・オブ・ザ・マッチに選ばれている。

 23日付の地元紙『レスター・マーキュリー』は、改めてこの日の岡崎のプレーを称賛。「レスターが良いプレーをするために、日本代表FWがいかに重要であるかが見られた」と述べ、前節まで3試合白星なしと苦しい戦いが続いていた昨季王者のプレーを岡崎が変えたと論じている。

「彼のいないレスターは硬すぎて、中盤と前線の2つのラインが分かれていた。その間を繋ぎ、プレーを流暢にする選手がいなかった。相手が中央へ攻め寄せた時、中盤を助ける者もいなかった」と前節チェルシー戦などでのレスターの戦いを論評。それが岡崎の起用により一変したと評されている。

 岡崎は自らゴールを決めただけでなく、ムサの先制点の場面でも「プレーを継続させようという決意が決定的だった」と称賛。「攻撃と守備の両方を助けた」と貢献度の高さが強調された。

 次節はアウェイで強敵トッテナムとの対戦となるが、岡崎のC・パレス戦でのパフォーマンスは、引き続き先発起用の候補となるのに十分なものだったと評価されている。新加入のイスラム・スリマニの活躍などもあり厳しいポジション争いを強いられてきた岡崎だが、与えられたチャンスを活かしてアピールすることに成功したようだ。

【了】

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