アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督は上位対決となるセビージャとの一戦について、相手のプレッシャーをどうかわすかがカギだと考えているようだ。22日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
リーガエスパニョーラで暫定2位のアトレティコは、同4位のセビージャと対戦する。好調の両チームの対戦とあって注目が集まっている。前節は7点を挙げ快勝したが、いいサッカーで勝つというプレッシャーをかけられていることに「私はどんなスタイルでプレーするかという約束はできないし、1つの方法だけでプレーするタイプの監督でもない。自分のチームのプレーヤーを評価し、チームに最善の方法でプレーする可能性を探っているのだ。形に縛られたくはない」と答える。
また、相手のホルヘ・サンパオリ監督も同じアルゼンチン人という事でも注目が集まり、同胞のマルセロ・ビエルサ監督の影響について問われると「ビエルサ、カルロス・ビラルド監督、アルフィオ・バシーレ監督ら、私は多くの人の影響を受けている。サンパオリ監督にビエルサ監督の影響があるかはわからない。他人を比べるのは全く興味がない」と述べている。
そして今回の一戦については「彼らはボールを失ったらプレッシャーをかけてくる。我々はそれをどうかわすかというゲームになるのではないか。相手の中盤は、フランコ・バスケス、サミル・ナスリ、ビトーロらが素晴らしい。ルシアーノ・ビエットはスピードでチームに貢献している。順位が示すように、いいプレーヤーが多いチームだ」と警戒を示した。
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