1得点のピエール=エメリク・オーバメヤン【写真:Getty Images】
【インゴルシュタット 3-3 ドルトムント ブンデスリーガ 第8節】
ドイツ・ブンデスリーガ第8節が現地時間の22日に行なわれ、ボルシア・ドルトムントはアウェイでインゴルシュタットと対戦。2度の2点ビハインドから終了間際に追いつき、3-3のドローで試合を終えている。
ドルトムントの日本代表MF香川真司は体調不良のため出場が五分五分とみられていたが、チャンピオンズリーグのスポルティングCP戦に続いて先発出場。リーグ戦では今季開幕戦以来となるスタメン入りを果たした。
だが試合は、今季未勝利で6連敗中だったインゴルシュタットに苦戦を強いられる。開始わずか6分、FKにコーエンが合わせてホームチームが先制。さらに24分にも同じような形から、今後はレスカノが頭で合わせて2-0と突き放した。
59分にはデンベレのクロスにエースのオーバメヤンが合わせ、ようやくドルトムントが1点を返す。だがそのわずか1分後、再びレスカノが決めてインゴルシュタットが2点差を奪い返してしまった。
それでもドルトムントは諦めない。69分には、後半から入った18歳プリシッチのアシストからラモスが決めて1点差。そしてアディショナルタイム、香川との交代で73分から出場したこちらも18歳のパスラックがゴール前にクロスを入れ、ピシュチェクのヘディングはGKに阻まれたが、最後はプリシッチが押し込んで土壇場で同点に追いついた。
劇的な形で勝ち点1をもぎ取ったドルトムントだが、これでリーグ戦では3試合白星なし。暫定で6位に順位を下げている。
【得点者】
6分 1-0 コーエン(インゴルシュタット)
24分 2-0 レスカノ(インゴルシュタット)
59分 2-1 オーバメヤン(ドルトムント)
60分 3-1 レスカノ(インゴルシュタット)
69分 3-2 ラモス(ドルトムント)
91分 3-3 プリシッチ(ドルトムント)
【了】