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「チーム全員が戦力だ」”BBC”依存を否定するジダン監督

text by 編集部 photo by Getty Images

ジネディーヌ・ジダン
レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は、看板トリオ”BBC”だけでなく全員の力を信じていることを強調している。22日、スペイン紙『アス』が報じている。

 公式戦4連続ドローから抜け出し、リーガ、チャンピオンズリーグ(CL)で連勝し再び上昇気流に乗り始めたマドリー。ホームにアスレティック・ビルバオを迎えての一戦を前に会見に臨んだジダン監督は「このいい流れを続けたい。良い一週間だった。火曜のCL後から多少時間が空きトレーニングもできた」と述べる。

 この日の会見では個々の選手についての質問も多く投げかけられた。FWアルバロ・モラタの出場機会の少なさを指摘されたことには「私は彼を重要と思っており話し合っている。彼は我々の力になっている。私が彼に言うのは、シーズンは長く、彼がチームの成功の一部分となれるということだ。私にとって、モラタか、カリム・ベンゼマかという問題は存在しない、2人とも大事なのだ」と述べる。

 また、MFトニ・クロースに休養がないことには、「それは心配していない。我々は皆、このポジションには彼とカゼミーロしかいないことを分かっている。今回の4日間の休養で彼は次のゲームもプレーできる」とコメントを残す。

 そして、ベンゼマ、ガレス・ベイル、クリスティアーノ・ロナウドの”BBC”がアンタッチャブルな存在の時は過ぎたのではとの指摘には「そう質問するのは、皆さんが、彼らがレギュラーだと思っているからだろう。だが、私にとってはそうではない。私は常に選手全員を頼りにしている。我々には素晴らしい3人がいるという幸運があり、私は誰を使うか選択しなければならないのだ」とBBCを絶対的と決めつけるメディアにクギを刺している。

【了】

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