天津権健のファビオ・カンナバーロ監督【写真:Getty Images】
元イタリア代表DFでバロンドール受賞者でもあるファビオ・カンナバーロ監督率いる天津権健が中国2部リーグで優勝を決め、来季からの1部昇格を決めた。22日、スペイン紙『マルカ』が報じている、
中国2部リーグにあたるリーグワン、最終第30節を前に、3チームが勝ち点56で並び、得失点差で首位に立っていた天津権健。絶対に負けられない梅州五華との一戦に3-0と勝利し、見事に2部を制した。
これにより、天津権健は来季より中国スーパーリーグ(CSL)に昇格することになる。カンナバーロ監督は、今年6月に元ブラジル代表監督のヴァンデルレイ・ルシェンブルゴ氏の後を受け、シーズン途中で同チームの監督に就任していた。
現在43歳のカンナバーロ監督は、すでに2014年から2015年にかけて広州恒大の監督も経験しており、中国チームを率いるのは2度目の事となる。
1部のCSLでは、ルイス・フェリペ・スコラーリ監督(広州恒大)、スヴェン・ゴラン・エリクソン監督(上海上港)、フェリックス・マガト監督(山東魯能)、ドラガン・ストイコビッチ監督(広州富力)、マヌエル・ペジェグリーニ(河北華夏)らのビッグネームが指揮を執っている。ここに来季からカンナバーロ監督も加わることになり、さらなる豪華な対決が繰り広げられることになる。
【了】