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J初の”2000年生まれ”がデビュー! C大阪・山田がJ3最年少出場記録更新

text by 編集部 photo by 元川悦子

山田寛人
U-16アジア選手権に出場した際の山田寛人【写真:元川悦子】

 22日に開催された明治安田生命J3リーグ第26節のセレッソ大阪U-23対ブラウブリッツ秋田の試合で、C大阪のMF山田寛人が初出場し、J3における最年少出場記録を更新した。同選手はJリーグの公式戦に初めて出場した2000年生まれの選手となる。

 秋田戦の85分から交代出場した山田は、2000年3月7日生まれ。16歳7ヶ月15日での出場は、J3最年少記録を1ヶ月更新するものとなった。これまでの記録は、今年5月にガンバ大阪U-23の山下諒が記録した16歳8ヶ月15日だった。

 山田はU-16日本代表として、今年9月にインドで開催されたU-16アジア選手権にも出場していた。U-16代表のチームメイトであるFW久保建英が先月FC東京のトップチームに2種登録され、最年少出場記録更新への期待が高まったが、U-16代表では山田が最も早くJリーグデビューを果たしたことになる。久保は山田より誕生日が1年以上遅く(2001年6月4日生)、今後J1やJ3の最年少記録を更新する可能性もある。

 なお、J1およびJリーグ全体での最年少出場記録は、現川崎フロンターレのFW森本貴幸が保持する15歳10ヶ月6日。2004年に当時所属の東京ヴェルディでデビューした際のものであり、現在までのJリーグに唯一15歳で出場した選手となっている。

 欧州では、先月9月にフランスのメスでルクセンブルク代表MFヴァンサン・ティルがデビューし、いわゆる欧州5大リーグで初めて出場した2000年生まれの選手となった。今後は2000年代生まれのプロ選手も続々と生まれてくることになりそうだ。

【了】

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