元ブラジル代表のロナウジーニョ【写真:Getty Images】
本格的にプレーするクラブを失ってから1年以上が経過した元ブラジル代表FWロナウジーニョだが、まだスパイクを脱ぐことは考えていないようだ。21日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
かつてバルセロナなどで活躍したロナウジーニョは、現在36歳。2015年9月に母国ブラジルのフルミネンセを退団したのを最後に、単発的な試合への参加などを除けばプレーの現場からは離れている。
だが、このまま現役を引退してしまうことはなく、新たなクラブへの加入を視野に入れているところだという。「今は3つのオファーがあり、検討しているところだ。どうするかは、彼自身が決めなければならない」と、代理人を務める兄のロベルト・デ・アシス氏によるコメントを『ガゼッタ』が伝えた。
古巣バルセロナの親善大使に任命されるなど、ここのところはプレー以外で様々な活動を見せている。「急いではいない。彼はイベントに参加して、ファンに追われながら世界中を旅するのを楽しんでいるんだ」とアシス氏はロナウジーニョの現状について話している。
そういった活動の一環として、ロナウジーニョはサッカーから派生した新スポーツ「テックボール」の普及に向けた世界大使も務める。サッカーと卓球を合わせたようなこのスポーツでも妙技を披露する動画が公開され話題を読んでいる。
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