湘南ベルマーレ【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ2ndステージ第15節が22日に行われ、大宮アルディージャに2-3で敗れた湘南ベルマーレの来季J2降格が決定した。
31分にドラガン・ムルジャのゴールで大宮に先制を許すと、その後も36分に泉澤仁、52分に再びムルジャと追加点を奪われる。湘南は終盤に途中出場のジネイが2得点と気を吐いたが、一歩及ばず廃線となった。
この結果、年間17位の湘南は勝ち点21のまま。同15位の名古屋グランパスがジュビロ磐田と引き分けて勝ち点を30に伸ばしたため、残り2試合で勝ち点差9ポイントとなり、湘南のJ2降格が決まった。
チョウ・キジェ監督に率いられた湘南は2014年にJ2優勝を果たして昇格し、アグレッシブにピッチを駆け回る「湘南スタイル」で昨季はJ1年間8位と躍進した。しかし、今季は遠藤航が浦和レッズへ、永木亮太が鹿島アントラーズへ引き抜かれるなど主力が相次いで退団し、その穴を埋めきれないまま引きずってしまった。来季は先に降格が決まったアビスパ福岡とともにJ2からJ1へ返り咲くための戦いに挑む。
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