アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督【写真:Getty Images】
2018年6月でアトレティコ・マドリーとの契約が終了するディエゴ・シメオネ監督は、次の戦いの舞台として、イングランド・プレミアリーグに挑戦すると見ているようだ。21日、英国紙『デイリー・メール』が報じている。
シメオネ監督といえば、先月アトレティコとの契約終了期間を、2020年6月から2018年6月までへと2年間の契約短縮の発表をしたばかりだ。
同紙は、シメオネ監督が、クラブの財政事情上ビッグネームを獲得できない事にストレスを感じていると報じている。そして、去る木曜日に、アトレティコがFIFAからの選手補強禁止処分を受け入れたことが、そのフラストレーションをさらに大きくしたということだ。
そして、シメオネ監督に近い人物によると、同監督は次のステップにはプレミアリーグ挑戦を考えているという。今シーズン開幕前には、チェルシーがシメオネ監督招聘に意欲を見せていたものの、アントニオ・コンテ監督に決まったことで、現在同監督に関心を示しているのはアーセン・ヴェンゲル監督後を見据えるアーセナルということだ。
シメオネ監督とアトレティコの契約終了は来シーズン終了後。少し気の早い報道に聞こえるが、予測不可能なサッカー界の動きゆえ、何が起こるかわからない。アーセナルのシメオネ監督誕生という日が本当に来るのかもしれない。
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