バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
バルセロナにおけるFWリオネル・メッシの実績は、もはや他のどんな選手とも別格の域に達している。クラブの歴代通算得点ランクで首位を独走し、ついに2位の選手の2倍以上のゴール数を突破してしまった。
17歳でバルサのトップチームにデビューして以来ゴールを量産し続けてきたメッシは、24歳の若さでこの名門クラブの公式戦での歴代最多得点者となった。2012年3月のグラナダ戦でハットトリックを達成し、1940年代から50年代にかけて活躍したセサル・ロドリゲス氏の保持していた通算232ゴールという記録を57年ぶりに塗り替えた時だ。
メッシはその後もゴール数を伸ばし続け、現地時間19日に行われたチャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ戦ではキャリア41回目となるハットトリック。この3得点でバルサでの公式戦ゴール数を465点にまで伸ばし、セサル氏の記録の2倍を上回った。
465ゴールの内訳はリーグ戦で317ゴール、チャンピオンズリーグで89ゴール、コパ・デル・レイで39ゴールと、スーパーカップなどその他の試合が20ゴール。今シーズン終了後にようやく30歳となるメッシが、今後もさらにゴール数を増やし続けていくことは間違いない。
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