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ユーベCEO、イグアイン獲得は“正々堂々”と強調「ナポリには通告していた」

text by 編集部 photo by Getty Images

ゴンサロ・イグアイン
ユベントスのFWゴンサロ・イグアイン【写真:Getty Images】

 ユベントスのジュゼッペ・マロッタCEOは、今季に正々堂々とアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインを獲得したことを強調した。20日に伊メディア『ライ・スポルト』が報じている。

 ユベントスは、今夏にクラブ史上最高額となる9000万ユーロ(約102億円)の違約金を支払ってナポリから昨季のセリエA得点王であるイグアインを獲得した。この“禁断の移籍”により、その後数々の論争が発生。先日には、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長もユベントスがこの金額を支払うとは予想外だったことを告白し、「我々に対してあまり上品ではなかった」と取引の仕方に苦言を呈した。

 これに対してマロッタCEOは、「私はアウレリオを知っているよ。本能的かつ情熱的な人間だ」と同会長について語ると、「万一イグアインができ損ないだったならば、こういった騒動には発展しなかっただろう」と返答。そして、「違約金を支払う意図があることをナポリへ適切に通告してから我々は全てを正々堂々と行った」と公正に取引を行ったことを強調した。

 さらにマロッタCEOは、今夏にフランス代表MFポール・ポグバをマンチェスター・ユナイテッドに歴代最高額で売却していなければイグアインを獲得しなかったと発言したポグバの代理人であるミーノ・ライオラ氏に対し、「それは嘘だ」と否定。そして、「どちらにせよイグアインは獲得していた」と述べ、2つの取引は無関係だったことを明かしている。

 今季公式戦11試合に出場して7得点1アシストを決めているイグアイン。このイグアインを擁する首位のユベントスは、現地時間22日に2位タイのミランと対戦する。

【了】

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