セビージャのマティアス・クラネビッテル【写真:Getty Images】
アルゼンチン代表のMFマティアス・クラネビッテルは、女性問題を暴露されたとして騒がれた一件は”捏造”だったと主張している。19日付のスペイン紙『マルカ』が伝えた。
日本代表MF清武弘嗣と同じセビージャに所属するクラネビッテルは、恋人ではない女性とチャットアプリ「Whatsapp」を通して親しげな会話をし、写真や動画を送るように要求していたとして問題視されていた。
クラネビッテルと女性の会話を画面キャプチャの形で”暴露”したのは、アルゼンチン人選手の女性問題を暴き続ける活動をしているツイッターアカウントだった。同アカウントの保持者は『マルカ』の取材に対し、クラネビッテルの一件を含めて暴露内容は全て事実であり、「捏造をすることも、捏造された話を探すこともない」と主張していた。
だが、この騒ぎに対してクラネビッテルも対応を取った。公に声明を出してはいないが、『マルカ』に動画を送付し、問題のアプリで会話を捏造するのが容易であることを説明したとのことだ。同紙が公開した動画の中では、実際にクラネビッテルのアカウントを装った会話が作成されている。
クラネビッテルは今季、アトレティコ・マドリーからのレンタルでセビージャに加入。リーガエスパニョーラでここまで先発が2試合、交代出場が1試合と、十分な出場機会を得ることはできず苦戦している。
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