ドルトムントに所属する香川真司【写真:Getty Images】
現地時間18日にチャンピオンズリーグ(CL)第3戦の試合が行われ、ドルトムントはスポルティングCPと対戦し2-1の勝利をおさめた。日本代表MF香川真司は公式戦9試合ぶりに先発フル出場を果たしている。
試合は9分、右サイドを駆け上がったピエール=エメリク・オーバメヤンのゴールで先制。続く43分には相手の隙をついたユリアン・ヴァイグルが豪快なシュートを決めて2点リードとする。67分には、相手の間接フリーキックからブルーノ・セザルに1点を返されたが、結局2-1でドルトムントが勝利をおさめている。
10月14日に行われたヘルタ・ベルリン戦では途中出場ながら存在感を示した香川。しかし、今回のスポルティングCP戦ではパスミスが目立ち、ほとんど自らシュートを打つ場面もなく試合を終えている。一方で、守備ではチームを助ける場面もあった。
これに対して独紙『ルール・ナハリヒテン』は香川に「4.0」の採点をつけている。同じく見せ場のなかったマリオ・ゲッツェにも「4.0」の採点をつけた。ゴールを決めたオーバメヤンやヴァイグル、1失点におさえたGKロマン・ビュルキには「2.0」の高評価を与えている。(ドイツの採点は「6」が最低で11段階に分けて表され、数字が小さいほど評価が高いことを意味する)
また、独紙『デア・ヴェステン』も香川に「4.0」の評価を与え、寸評では「彼の攻撃姿勢はほとんど見られなかった。彼は今回のチャンスを掴むことはできなかった」とのコメントを載せた。一方でゲッツェには「3.5」、ウスマン・デンベレには「4.0」の採点をつけている。
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