22試合ぶりのアウェイ戦勝利
セルヒオ・リコ、マリアーノ、パレハ、イボーラ、エスクデロ、エンゾンジ、ナスリ、バスケス、ビトーロ、ビエット、ベン・イェデル。これが、サンパオリ監督が先週土曜日のブタルケで起用した11人だった。セビージャはそのスタジアムで、もはや単なる逸話の域を越えて義務と化していた課題を片付けることができた。
セビージャが本拠地サンチェス・ピスファンを離れてのリーグ戦で勝利を収めたのは、2015年5月のマラガ戦以来のことだ。実に22試合ぶりとなる白星をもたらしたのは、非常に質の高い一撃。サラビアが最後に成し遂げた決定的な仕事だった。
勝利と勝ち点さえ手に入れれば、あらゆることに意味を持たせることができる。チームはこれまでに、リーガでの戦いで勝ち点24のうち17ポイントを獲得している。サンパオリ監督は試合の前から、セビージャが最高の姿を見せたのは2トップで戦った試合(オリンピック・リヨン戦、アラベス戦)であり、システムを固めるためにはそれを繰り返していくことが最善の手段だと認めていた。
実際に、それは実行された。レガネス戦でも起用されたのは同じ顔ぶれであり、アルゼンチン代表から違和感を抱えて戻ってきたメルカドがイボーラに代わっただけだった。
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