1部昇格&2シーズン連続6位も電撃辞任
CLプレーオフ1週間前にビジャレアルの監督を辞任したマルセリーノ・ガルシア・トラル氏【写真:Getty Images】
マルセリーノ・ガルシア・トラル(ビジャレアル)
2013/14シーズンに、当時は2部リーグにいた“イエロー・サブマリン”(ビジャレアルの愛称)の監督に就任したマルセリーノ・ガルシア・トラルは、その年でチームを2位に押し上げて1部昇格へと導いた。
その後は2シーズン連続で6位という好成績を収めるなど、スペイン人指揮官はクラブの功労者であった。
しかし、選手の補強や起用に関する方針でフロントと仲違いが生じ、3年残っていた契約を解消することを決断した。
CLプレーオフのモナコ戦を1週間後に控える突然の電撃辞任だったことが影響してなのか、チームはホームとアウェイで連敗を喫し本大会出場権を逃してしまった。
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