ミランのマヌエル・ロカテッリ【写真:Getty Images】
ミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、出場機会を増やしつつある18歳の若手MFに大きな信頼をかけていることを強調した。15日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが、会見での同監督のコメントを伝えている。
ミランの下部組織で育ったMFマヌエル・ロカテッリは、昨シーズン終盤に18歳でセリエAにデビュー。今季は第4節以来4試合連続で交代出場のチャンスを与えられ、前節サッスオーロ戦では念願のセリエA初ゴールを記録している。
モンテッラ監督は、頭角を表しつつある若武者がすでにチームにとって重要な戦力であることを強調している。「ロカテッリに対しては、私は全面的に信頼し、評価している。これまでの試合でもすでに中盤の鍵を握っていた。私が非常に重要だと考える4試合に出場したからだ」と語った。
キャプテンのMFリッカルド・モントリーボがイタリア代表の試合で負傷し、長期離脱を強いられる見通しとなったことで、現地時間16日に行われるキエーヴォ戦ではロカテッリとMFホセ・ソサが先発のポジションを争うと予想される。「2人ともその位置でプレーできる。どちらもこれからたくさんプレーすることは間違いないだろう」と指揮官は今後の見通しを述べている。
ここ4試合で3勝1分けと上り調子のミランは、キエーヴォ戦でも結果を出し、良い形で次節のユベントス戦を迎えたいところ。なお、日本代表FW本田圭佑は残念ながら負傷のためキエーヴォ戦には招集外となっている。
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