チェルシーのMFエンゴロ・カンテのゴールは更なるビッグクラブでのプレーだ、とフランス時代の恩師パトリス・ガランデ氏は語っている。15日、米メディア『ESPN』が報じている。
カンテにとって、フランス2部リーグ・カーン時代の恩師ガランデ監督は、「彼はフランス2部でプレーしていたころから、自分が何をしたいのかという事が分かっていた。ただ、地に足がついており、急くことは望んでいなかった。だから、我々と2シーズンプレーした後にイングランドへと移籍した」と振り返る。
そして、「レスターへ行ったのは良い決断だった。彼に非常に合ったクラブだった。だが、彼は既にもっと上のレベルを見据えていた。フランス2部から1部へ。そして、イングランド・レスターへ。そして、今年はチェルシーだ。将来的には、あるヨーロッパのビッグクラブへ行くと確信している」とガランデ監督は続けている。
同監督は、さらに「レスターを去る時、色々なオファーを受けていた。だが、チェルシーを選んだのは彼自身だ。彼は流されやすい人間ではなく、誰かに押し付けられることは無い。常に最終決断は彼が持っているのだ」と続けている。
ガランデ監督が、はっきり述べなかった”ある”ヨーロッパのビッグクラブとはどこであろうか。『ESPN』は、着実なステップを歩んできた25歳のMFの次なる行先は、今季も噂のあったレアル・マドリーと読んでいる。プレースタイルや風貌から、クロード・マケレレ氏を彷彿させるカンテは、本家同様にマドリーのユニフォームに袖を通すことになるのか。
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