レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督【写真:Getty Images】
公式戦4連続ドローと足踏み状態のレアル・マドリー。批判の声も上がる中、指揮官のジネディーヌ・ジダン監督は「私は若く、ベストな監督でもない」と足元を見据えている。14日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
アウェイのベティス戦を控え、前日会見に登場したジダン監督。現在公式戦4戦連続ドローという状態について、「すべてうまくいっている。何の問題もない。ハメス・ロドリゲスも回復しつつあり、他の選手たちも問題ない。少ない時間で準備しなければならないが、それも普通のことだ。大事なのは我々に与えられた短い時間のなかで事をうまく進めることだ。ベティス戦ではそれを示したい」と語る。
DFマルセロの復帰については「いいニュースだ。我々の力になってくれる」と述べる一方で、代表戦での負傷により離脱となったセルヒオ・ラモスについては「残念だ。彼は我々のキャプテンであり、ピッチに全てを与えてくれる。彼がいないのは残念だが、どうすることもできない。早い復帰を望んでいる」とコメントしている。
またこの不調の流れの中でリーガ首位から陥落するという、監督自身にとっても嫌な流れについて「私は自分が偉大な監督だと思ってことは一度もないし、そう思うこともないだろう。よい解決策を見つけ、全てが上手くいくよう考えている。チャンピオンズリーグを獲った。だが、私はまだ若く、ベストな監督だとは決して思わない。まだまだ学びたいことがある」と述べる。
様々に湧き上がる批判の声にも「それにコメントすることは無い。私は常に批判を受け入れている」と述べ、「練習が悪い流れを断ち切ってくれる。我々はいい準備をする。だが、悪い時はそれまでよりもよい準備が必要ということだ」と応対している。
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