元レアル・マドリーのアルフレッド・ディ・ステファノ氏【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのレジェンドであるアルフレッド・ディ・ステファノ氏の業績を記念し、マドリッドに同氏の名前を冠した通りが誕生することになった。クラブが13日に発表を行っている。
マドリーの名誉会長を務めていたディ・ステファノ氏は、2014年7月に88歳で死去した。同氏の名を冠する”ディ・ステファノ通り”が、クラブの練習場のあるバルデベバスに近いマドリッドのオルタレサ区バルデフエンテスに誕生することが承認された。
クラブの練習場内には、ディ・ステファノ氏の名前をつけたスタジアム「エスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノ」も存在している。2006年に建設されたスタジアムは、クラブのBチームであるレアル・マドリー・カスティージャのホームスタジアムとして使用されている。
アルゼンチンで生まれたディ・ステファノ氏は、1953年にマドリーに加入。前人未到のチャンピオンズカップ5連覇を達成したクラブ黄金時代の中心選手であり、サッカー史上最高の選手の一人にも挙げられる。引退後にはマドリーなど複数クラブの監督も務め、2000年から死去まではマドリー名誉会長を務めていた。
【了】