チェルシーのアントニオ・コンテ監督【写真:Getty Images】
今季からチェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督は早くも解任されるのではないかとの憶測が広がったが、クラブはこれを否定したようだ。14日付の英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。
ユベントスで成功を収めたのに続き、イタリア代表を指揮してEURO2016を戦ったコンテ監督は、今年の夏からチェルシーの新指揮官に就任。公式戦4連勝と順調なスタートを切ったが、その後はリバプールやアーセナルに敗れるなど結果が安定していない。
コンテ監督はチェルシーと2019年までの契約を交わしているものの、現地時間13日にはクラブが同監督の解任に向けて動いているとの憶測が広がった。一部の大手ブックメーカーは、コンテ監督の退任に対する賭けを、賭けが成立しないほど確実になったとみなして打ち切ったという。
だが、『スカイ・スポーツ』や『ESPN』などは、クラブがこの憶測を否定したと伝えている。解任報道は全くの「ナンセンス」だとクラブは主張しており、コンテ監督は通常通り次の試合に向けたチームの準備を進めているという。
プレミアリーグで7試合を終えて7位に位置するチェルシーは、15日に行われる第8節の試合で王者レスター・シティをホームに迎える。前節ハル・シティ戦の勝利に続いて、周囲の疑問の声を封じ込めるような結果を出すことができるだろうか。
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