ポルトガル代表を率いるフェルナンド・サントス監督【写真:Getty Images】
現地時間10日に2018年ロシアW杯欧州予選が行われ、ポルトガル代表はフェロー諸島代表と対戦し6-0の勝利をおさめた。しかし、ポルトガル代表を率いるフェルナンド・サントス監督は危機感を強めていると、10日に英メディア『フォー・フォー・トゥ』が報じている。
試合開始して12分に20歳のアンドレ・シルバが先制点を決めると、22分にもシルバが追加点。そして37分には味方の放ったシュートが相手GKに弾かれ、そのこぼれ玉に詰めたシルバが3点目を決めた。
シルバがハットトリックを達成した後、クリスティアーノ・ロナウドやジョアン・モウティーニョ、ジョアン・カンセロが追加点を決めてフェロー諸島を突き放す。結局、ポルトガルは大量ゴールにより6-0の勝利をおさめ勝ち点を6にした。ただ、グループ首位のスイス代表もアンドラ代表に勝利したため勝ち点差は縮まっていない。
この状況についてサントス監督は「失敗できるほど大きな余裕ない。我々は残りの試合も勝つしかないんだ。他のチームは多くの場合ポイントを失うことがない。我々がポイントを失えば、我々のチームが最初に終了してしまうだろう」と語り、危機感を強めている。
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