エバートンのエネル・バレンシア【写真:Getty Images】
エバートンに所属するエクアドル代表FWエネル・バレンシアに、娘への養育費未払いによる“逮捕令状“が出された。5日付のスペイン紙『マルカ』など各国メディアが伝えている。
E・バレンシアは現在、ロシアワールドカップ南米予選の試合を戦うためエクアドル代表に合流している。その練習会場となったスタジアムに、同選手の6歳の娘の母親の雇った弁護士が、逮捕令状を持った警官らとともに姿を現したという。
E・バレンシアは娘に支払うべき養育費の4ヶ月分、合計約1万7000ドル(約176万円)を支払っていないとのことだ。同選手は未払金を支払うまで30日間、支払わない場合には60日間拘束される可能性があると伝えられている。
だが、E・バレンシアはスタジアム外に姿を表さず、チームバスでその場を立ち去ったため逮捕はされなかったようだ。弁護士のホセ・マリン氏は「一部の警官が協力してくれなかった」と不満を口にしている。E・バレンシア側の代理人はこの一件について、「個人的な問題であり、弁護士とともに法に基づいて解決する」とコメントした。
E・バレンシアの招集されているエクアドル代表は、現地時間6日にホームのキトでW杯南米予選のチリ戦を戦う。11日にはアウェイでのボリビア戦が予定されている。
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