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長友が語るイラク戦の鍵は「駆け引き」。最悪のスタートから挽回なるか

text by 編集部 photo by Getty Images

長友佑都
長友佑都【写真:Getty Images】

 日本代表は4日、ロシアW杯アジア最終予選のイラク代表戦、オーストラリア代表戦に向けて埼玉県内で練習を行った。

 セリエ A ・インテル所属の長友佑都は「約2週間前に90分できましたし、この前のローマ戦も後半に出た。トレーニングもかなりハードにやってきたので、コンディションは問題ない」と語っており、状態は悪くなさそうだ。

 9月の2連戦は負傷離脱した長友。初戦のUAE代表にホームで敗れたことについて「スタートとしては予想外というか、考えもしていなかった。最悪のスタートだと思うが、最終予選は残りがまだたくさんあるので、しっかり勝っていくことだけを考えたい」と述べた。

 そのUAE戦の映像を見たという長友は「ちょっとみんな固かったかなと。勝たないといけないというプレッシャーの中で難しかったと思うが、ホームで負けるのはあってはならない」と見解を口にした。

 日本代表の主力である海外組の多くが、所属クラブで満足な出場機会を得られていない。だが、長友は言う。

「それぞれ経験があるし、出られない時期は一人ひとりあったと思うし、僕も去年は出られない時期があったけど、自分が何をしなければいけないのかは特に変わっていない」

 イラクに関しては「オーストラリア戦とサウジアラビア戦を見た。特にオーストラリア戦は引いてカウンターという戦術を採ってくるので、ある程度僕らにボールを持たせて奪ってカウンターを狙ってくるんじゃないかなと思う。駆け引きが必要」とすでにイメージはできている様子。

 今回の2連戦でチームに貢献したいという想いは強いはず。負傷離脱という前回の悔しさをぶつけたいところだ。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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