イスコ【写真:Getty Images】
ユベントスなどへの移籍が噂されながらレアル・マドリー残留を選択したイスコだが、シーズン開幕から2ヶ月が経ち、改めて退団の可能性が高いことを認めた。スペイン紙『マルカ』が報じている。
「2ヶ月経ったが、実際のところプレーしていない。トレーニングではうまくやっていても、監督が使ってくれないのは苦しいね」
選手層の厚いマドリーではリーグ戦4試合出場にとどまっているイスコ。先発出場はわずか1試合のみで、4試合合計のプレー時間は130分に満たない。スペイン代表には選ばれているが、ストレスの溜まる日々が続く。
しかし、「結局は僕自身のせいだ。責任は僕にある」と現状を招いた原因が自らのプレーにあることは理解している。それでも「もっと成長できる場所を見てみたい」とマドリー退団を示唆した。
「簡単に屈するつもりはない。僕は成功できる。それがマドリードでないことはわかっているし、そう願う。どこか別の場所になるだろう」
イスコは契約を2年間も残していながらマドリーから移籍を止められなかったことも明かしたしばらくはジネディーヌ・ジダン監督の下で出場機会を得るために努力すると宣言したが、将来は不透明になった。冬の移籍市場が開けば強豪クラブがこぞって獲得に乗り出し、人気銘柄になるのは間違いなさそうだ。
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