バレンシアのジエゴ・アウベス【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第7節のバレンシア対アトレティコ・マドリー戦が現地時間2日に行われ、アウェイのアトレティコが2-0で勝利を収めた。バレンシアのブラジル人GKジエゴ・アウベスは、この試合で2本のPKをストップしている。
PKストップの名手として知られるD・アウベスは、先週の第6節レガネス戦でも1本のPKをストップし、リーガにおける通算PKセーブ数を歴代単独最多の17本としたばかりだった。さらに2本を加え、これで通算19本を止めたことになる。
D・アウベスは前半終了間際に、アトレティコのFWアントワーヌ・グリーズマンによるPKを右に飛んでストップ。後半にアトレティコに先制を許したあと、69分に再びPKを取られた場面では、MFガビのキックを左に飛んでストップした。試合はアトレティコがもう1点を加え、バレンシアは守護神の奮闘も虚しく0-2で敗れる結果に終わっている。
これにより、D・アウベスはリーガでの9年あまりのプレーで計41本のPKを経験し、そのうち19本を止めたことになる。通常であれば8割程度は決まると言われるPKを、半分近く防いでいるというのは驚異的な数字だ。
一方、1本目を止められたグリーズマンにとってはチャンピオンズリーグ(CL)のバイエルン・ミュンヘン戦に続いて2試合連続のPK失敗。昨年のCL決勝レアル・マドリー戦でも試合中のPKを外しており(PK戦では成功)、アトレティコでの試合中のPKは3本連続で失敗したことになる。
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