“新システム”を試したトゥヘル監督だったが…
“勢い”が削がれた。
2016年10月1日のブンデスリーガ第6節、ボルシア・ドルトムントはアウェイでレバークーゼンと戦った。レバークーゼン戦をドルトムントは[4-1-4-1]でスタートする。香川真司はベンチスタートだった。
GK:ビュルキ
DF:ピシュチェク、ソクラティス、ギンター、ゲレイロ、
MF:バイグル
MF:プリシッチ、ローデ、カストロ、デンベレ
FW:オーバメヤン
ドルトムントは攻撃時、つまりボールを持っている時には中盤がボックス型の[3-4-3]にスライドする。左SBのゲレイロがポジションを上げて、バイグルと2ボランチを組む。9月17日の第3節ダルムシュタット戦で71分から試された“新システム”だ。27日のチャンピオンズリーグ(CL)で、レアル・マドリー相手に2-2のドローに持ち込んだことで、監督トゥヘルにも余裕が生まれたのだろうか。試行錯誤の新布陣にトライした。
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