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バイエルン撃破は既に過去。リーガに向け気を引き締めるアトレティコ・シメオネ監督

text by 編集部 photo by Getty Images

ディエゴ・シメオネ
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督【写真:Getty Images】

 ミッドウイークのチャンピオンズリーグ(CL)で、バイエルン・ミュンヘンを撃破し、勢いに乗るアトレティコ・マドリーだが、ディエゴ・シメオネ監督の気持ちは既にリーガ今節のバレンシア戦に気持ちが向いている。1日、スペイン紙『アス』が報じている。

 バレンシア戦の前日会見に臨んだシメオネ監督は「バイエルン戦では、皆非常によくやってくれた。だが、サッカーは今を生きているものだ。今はバレンシア戦に向けてハードに練習をしなければいけない」と述べ、「バレンシアは連勝中であり、こういう連勝という状況はどんなチームにもモラルをもたらすものだ」

 そして「私は、チームがいい仕事をすること、我々に脅威を与えうるバレンシアのスピードある攻撃をどのように凌ぐのか、ということに集中している」とバイエルン戦での勝利がすでに過去のものであることを強調している。

 また、バイエルン戦で負傷し、出場が不安視されている不動のCBディエゴ・ゴディンについて「彼がいないという事を想定していない。いつも言っているように、彼はタフ。よく練習もしており、彼がプレーすることを計算に入れている」とコメントしている。

 靭帯断絶により、半年の離脱が余儀なくされるMFアウグスト・フェルナンデスに代わる選手の獲得については「クラブは彼に代わるオプションが必要かどうか判断しているところだ。現時点では私は何の確証もない」と言及するにとどまった。

【了】

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