シャヒンとパク・チュホは放出候補。香川は…
27日のレアル戦でベンチ外だった香川真司としては、まずはベンチ入りを目指したいところだ。レアル戦からは中3日ある。また、同じくノルトライン=ヴェストファーレン州に属するレバークーゼンに長時間の遠征は強いられない。
さほど疲労を考慮する必要がないことを考えれば、9 月の連戦でローテーションが組まれてきたカストロ、ゲッツェ、ゲレイロの中からインサイドハーフの先発が選ばれるだろう。
9月28日付の『シュポルトビルト』誌によると、出場機会を完全に失ったトルコ代表MFシャヒンと韓国代表DFパク・チュホは、今冬に移籍先を探すことになるのだという。そこに香川の名は記されていない。
まだシーズンは始まったばかりだ。香川にとっての9月は、ドルトムントの勢いに反して風向きが悪かった。しかしさらに1ヶ月後、チームの状況がどのように変化しているかは、良くも悪くも分からない。ブンデスリーガが開幕した1ヶ月前、ゲレイロの台頭を誰も予想することはできなかった。
今のレバークーゼンであれば、バイタルエリアで香川が仕事をするスペースを確保することは出来る。
出場機会を与えられたなら、ドルトムントが連戦で得た自信を、少しでも自分に引き寄せるプレーを示したいところだ。
(取材・文:本田千尋)
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