ユベントスのFWゴンサロ・イグアイン【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンのカルロ・アンチェロッティ監督が、今夏にユベントスへ加入したアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインの移籍について言及した。30日付の伊紙『コリエレ・デロ・スポルト』が報じている。
以前からイグアインの獲得を狙っていたユベントスは、悲願のチャンピオンズリーグ制覇を目指して今夏に前線の強化を敢行。そして、クラブ史上最高額となる9000万ユーロ(約102億円)もの金額でイグアインを獲得し、さらにライバルチームであるナポリの戦力を削ぐことに成功した。
一方、昨季のセリエA得点王に輝いた絶対的エースを失う代わりに巨額の資金を得たナポリは、今夏に開催されたEURO2016で活躍したポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクを新エースとして獲得。そしてこの補強が見事的中し、同選手はこれまでの公式戦8試合で7得点1アシストを決める活躍をしている。
イグアインの移籍は世界中に反響を呼び、これまで様々な人物が言及してきた。そしてこの移籍で得をしたのはユベントスかナポリかで意見が分かれているが、これについてアンチェロッティ監督が意見を述べている。
同監督は、「(バイエルンのFWロベルト・)レバンドフスキはミリクについてかなり褒めているよ。だからイグアインを売ってあれだけの金額を手にしたナポリが得をしたと思う」とナポリを支持した。
現在公式戦8試合に出場して5得点1アシストを決めているイグアイン。同選手の移籍については今後も話題にされそうだ。
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