アトレティコ・マドリーのアントワーヌ・グリーズマン【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは、バイエルン・ミュンヘン戦でのPK失敗を「外すのは今回が最後じゃない」と冷静に受け止めている。29日付のスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が試合後の同選手のコメントを伝えた。
現地時間28日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第2節の試合で、アトレティコはホームにバイエルンを迎え、前半にMFヤニック・フェレイラ・カラスコのゴールで先制。そのまま1点のリードを守り、82分にはPKでの追加点のチャンスを迎えた。
だが、グリーズマンの放ったシュートはクロスバーを直撃してゴールならず。チームはそのまま1-0の勝利を収めたとはいえ、エースは後味の悪さを残して試合を終えることになってしまった。
グリーズマンは昨季のCL決勝レアル・マドリー戦でも、1点ビハインドの状況で獲得したPKをクロスバーに当てて外してしまった。その後、PK戦では1人目を務めてシュートを決めたが、チームは3-5で敗れて優勝ならず。グリーズマンが試合中のPKを決めていれば展開は変わっていたかもしれない。
またしてもCLでのPKで苦い思いを味わうことになったグリーズマンだが、成功も失敗も勝負の常だとして受け入れている。「外すのは今回が最後じゃないだろうね。そういうものだよ。決めるつもりで蹴っているけど、入る時もあれば入らない時もある」と試合後にコメントしている。
リーガエスパニョーラでは今季5試合に出場して5得点と、グリーズマンは好調を維持している。今回の悔しさを晴らす機会もまたやってくるに違いない。
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