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“40歳”トッティ、過去にレアル加入間近だったことを明かす「オレの心を選んだ」

text by 編集部 photo by Getty Images

フランチェスコ・トッティ
ローマのフランチェスコ・トッティ【写真:Getty Images】

 “ローマの王子”こと生ける伝説フランチェスコ・トッティが、27日に迎えた40歳の誕生日を祝った。伊メディア『スカイ・スポルト24』が報じている。

 先日行われたセリエA第6節トリノ戦でセリエA通算250得点を達成したトッティ。23年間ローマ一筋に生きて来た同選手は、同日“40歳”を迎えた。

 イタリアだけでなく世界中からお祝いのメッセージを受け取ったトッティは、「みんなありがとう。このような賛辞を受けるなんて全く期待していなかった」と喜びを伝えると、「今朝は電話の電源を切り、誰にも会わないよう仮病を使うつもりだったんだけど、今日の素敵なこと全てを受け入れることに決めた」と照れながら心境を語っている。

 そして、「どのようにして今日に至ったかは分からない。意欲や情熱はまだあるよ。まだ楽しみたい」と言葉を続けると、「辛い時は何度も味わった。特に怪我をした時にはね」と過去を振り返った。

 トッティが過去にレアル・マドリーへの移籍に迫っていたことは周知の事だ。これについて、「2003年に移籍しようとしていたよ」と詳細を明かすと、「それから心が、友人が、家族が考え直させたんだ」と止めた理由を告白。そして、「最後から2度目に結んだ契約で問題が生じていた時には本当にチームを変えようと思った」と衝撃的な裏話も暴露している。

 しかし結局ローマに残り、チームの象徴として23年目に突入した。「オレはグループの一員だし、ずっとこのグループの一員となってきた」と出番が少なくなった現状にも前向きな発言をするトッティ。40歳になっても、ローマへの情熱は23年前と全く変わってはいないようだ。

【了】

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