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U-23日本代表V・W際、蘭2部週間ベスト11に「収穫の多い試合だった」

text by 編集部 photo by Getty Images

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ドルトレヒトのファン・ウェルメスケルケン際【写真:Getty Images】

 U-23日本代表DFファン・ウェルメスケルケン際が、所属するドルトレヒトでのプレーが評価されてオランダ2部の週間ベストイレブンに選出された。

 ドルトレヒトは現地時間24日に行われたジュピラー・リーグ(オランダ2部)第8節で、フォレンダムを1-0で下し今季初勝利を挙げた。ファン・ウェルメスケルケンは右サイドバックとして先発フル出場し、勝利に貢献している。

 そして現地時間27日にリーグ公式フェイスブック上で発表された週間ベストイレブンに、チームメイトのリッキー・ファン・ハーレンとともに選出された。

 今季初勝利となったフォレンダム戦についてファン・ウェルメスケルケンは「毎回ギリギリの試合をして負けたり引き分けたりしてたので、あとちょっとという思いがチーム全体にあった。それが今回いい方向に実を結んで、調子の良い上位のチームに勝てたので、サポーターを含め皆が喜んでいました。僕自身も収穫の多い試合だったので、勝ち点3を含め、とても嬉しかった」と振り返る。

 そして自身のプレーを「相手の左サイドはジュピラー・リーグの中でも1、2を争う良いハーフだったので、それを終始抑えて交代に追い込み、90分間攻守に渡って集中を切らさずプレーできていた。守備の選手として1対1で負けなかった」と分析し、今季初の週間ベストイレブン選出を喜んだ。

 しかし、たった1試合に勝ったことで浮かれてはいられない。昨季逃した昇格を目指すドルトレヒトだが、今季はここまで1勝3分4敗で、20チーム中18位と苦しんでいる。それでも2位のフォレンダムに勝ったことでポジティブな雰囲気が漂っている。

 ファン・ウェルメスケルケンも「まだシーズンは数試合しか終わっていないのでここからまだまだ長いですが、個人としても成長し、チームとしても昇格争いに関われるよう日々至誠を尽くしていきます」と意気込みを語っている。

 オランダ2部にはファン・ウェルメスケルケンの他に、テルスターの山崎直之やVVVフェンロの田嶋凜太郎と日本人選手が増えた。彼らと切磋琢磨しながら飛躍のため自分を高めていく。

(取材・文:舩木渉)

【了】

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