ドルトムントに所属する香川真司【写真:Getty Images】
【ドルトムント 2-2 レアル・マドリー チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ】
現地時間27日にチャンピオンズリーグ(CL)グループステージの試合が行われ、ドルトムントはレアル・マドリーと対戦。両エースがゴールを決め合う接戦の末、ドルトムントとマドリーは2-2の引き分けに終わっている。
日本代表MF香川真司はフライブルク戦まで公式戦4試合連続でベンチスタートだったが、今回のマドリー戦はベンチ外。反対に好調を維持している22歳のラファエル・ゲレイロと19歳のウスマン・デンベレ、新戦力のマリオ・ゲッツェは先発出場を果たしている。
試合開始して3分、ゴール真正面でマドリーがFKのチャンスを獲得すると、クリスティアーノ・ロナウドが直接ゴールを狙う。しかし、ゴール枠内を捉えたシュートはGKロマン・ビュルキのスーパーセーブに阻まれゴールを決めることはできなかった。
対するドルトムントも互角の戦いを見せる。前線までボールを運びシュートを放つがGKケイラー・ナバスのファインセーブでドルトムントも得点を奪えない。すると17分、パス回しからドルトムントの守備を崩したマドリーがC・ロナウドの得点で先制に成功する。
追いかける展開となったドルトムントは25分、デンベレがペナルティエリア内に侵入し自らシュートを放つがゴール上。しかし43分、ドルトムントのセットプレーからGKナバスがボールを弾き、弾いたボールが相手選手に当たってこぼれたところをピエール=エメリク・オーバメヤンが押し込んで同点。
追いつかれたマドリーは、前半アディショナルタイムにC・ロナウドがヘディングシュートをゴールに押し込むもオフサイドの判定で2点目ならず。それでも68分、ショートコーナーからゴール前にクロスを送ると一度は味方のシュートがポストに弾かれるもラファエル・ヴァランが詰めてマドリーが勝ち越しに成功し再びリードを奪った。
ただ、諦めないドルトムントもその直後にゲレイロが強烈なシュートでゴールを狙いマドリーを脅かす。そして87分、右サイドからのクロスをアンドレ・シュールレがトラップし、落ち着いてシュートをゴールに叩き込んだ。結局、白熱した試合は2-2の引き分けに終わりドルトムントとマドリーは勝ち点1を分け合っている。
【得点者】
17分 0-1 C・ロナウド(マドリー)
43分 1-1 オーバメヤン(ドルトムント)
68分 1-2 ヴァラン(マドリー)
87分 2-2 シュールレ(ドルトムント)
【了】