ミランの本田圭佑【写真:Getty Images】
【フィオレンティーナ 0-0 ミラン セリエA 第6節】
イタリア・セリエA第6節が現地時間の25日に行なわれ、日本代表FW本田圭佑が所属するミランはアウェイでフィオレンティーナと対戦。0-0のドローに終わった。本田はベンチ入りしたが、出場はしていない。
2連勝中と調子を上げて来ているミランは、ラツィオを下したミッドウィークの試合と同じ11人で試合をスタート。3トップにはやはりスソ、バッカ、ニアンの3人が並び、本田は開幕から6戦連続のベンチスタートとなった。
前半に大きな先制のチャンスを迎えたのはホームのフィオレンティーナだった。23分、右サイドに抜け出したイリチッチのクロスに対してカリニッチは合わせそこなったが、ボルハ・バレロがファーから飛び込んだところにカラブリアが手をかけてしまう。ボルハ・バレロは転倒し、フィオレンティーナにPKが与えられる。
だが、イリチッチの放った強烈なシュートは右ポストを叩いてゴールならず。セリエAでこれまで8本のPKを蹴って失敗がなかった名手が決められず、結局前半はそのままスコアレスで折り返すことになった。
後半はよりオープンな展開となったが、チャンスの数で上回るのはフィオレンティーナ。ミランは17歳の守護神ドンナルンマの好守にも助けられてしのぎつつ反撃のチャンスをうかがう。83分にはエースのバッカがアクロバティックなボレーで狙うも、わずかにゴール右に外れ先制点はならなかった。
モンテッラ監督はロカテッリ、アントネッリに続いて3枚目のカードにはルイス・アドリアーノを投入し、本田に出番が訪れることはなかった。終盤はドローで満足するような戦いぶりで、ミランは勝ち点1を加えて試合を終えている。
【得点者】
なし
【了】