フランス・リーグアン【写真:Getty Images】
フランス・リーグアンで初めて2000年生まれの選手がトップデビューを果たした。25日にイタリアの『カルチョメルカート.com』が報じている。
日本代表GK川島永嗣が所属するフランス1部のメスで、2000年生まれの選手がリーグ戦デビューを果たした。その選手とは今年の2月に16歳になったばかりのルクセンブルク代表MFヴァンサン・ティルだ。
現地時間21日に行われたフランス・リーグアン第6節でメスとボルドーが対戦。ボルドーが3-0で勝利を収めたこの試合でティルは82分に途中出場し、リーグ戦デビューを果たした。これにより同選手は、フランス、イタリア、イングランド、ドイツ、スペインの欧州5大リーグで初めてリーグ戦デビューした2000年生まれの選手となる。
ティルは元ルクセンブルク代表選手だった父を持ち、兄のセバスチャンやオリヴィエもルクセンブルク1部のプログレス・ニーダーコルンに所属しているというサッカー一家に育った。そしてティルはすでにルクセンブルク代表でも4試合に出場しており、今年の5月31日にはナイジェリアとの親善試合で1得点を決めている。
ティルは、今夏にバイエルン・ミュンヘンからも獲得を狙われていたようだ。しかし、結局今年の5月に3年間のプロ契約を結んだメスに残ることを決断している。
これから先、長いキャリアが待っているティル。欧州5大リーグでトップデビューした初の2000年生まれの選手として今後注目を集めそうだ。
【了】