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モウ、昨夏のレアル復帰話を暴露「会長はカシージャス、ラモスらの追放を望んでいた」

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョゼ・モウリーニョここに
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】

 イギリスのジャーナリストが発表した、マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督に関する著作が話題を呼んでいる。同書によれば、昨年夏、モウリーニョ監督のもとにレアル・マドリーへの復帰の打診があったようだ。24日、スペイン紙『アス』が報じている。

 モウリーニョ監督と親交のある、英国のスポーツジャーナリスト、ロバート・ビーズリー氏による著書『モウリーニョ:アップ・クローズ・アンド・パーソナル』の一部が英国紙『デイリー・ミラー』で紹介されており、スペインで話題とされているのは、レアル・マドリーに関して言及している箇所だ。

 同書によると、2015年夏、フロレンティーノ・ペレス会長はモウリーニョ監督のマドリー復帰を画策していたようで「会長は私を評価しており、私がマドリーに戻ることを望み、ペペ、イケル・カシージャス、セルヒオ・ラモス、マルセロといった選手を追い出すことを望んでいた。だが、私はもう遅すぎると答えたのだ」と書かれている。

 さらに、マドリーがカルロ・アンチェロッティ監督の後任を探していることについて「会長は、ネームバリュー、ステータスの点からジネディーヌ・ジダンを考えているようだが、Bチームで上手くいっていない彼を使うリスクを恐れていた」と述べ、「唯一連れてこられるのは、ユルゲン・クロップ監督だ。ラファエル・ベニテス監督はありえない」と述べていたことを明かされている。

 近日中に発売されるという同書。マドリーについての話ももちろんだが、他にも興味深い暴露話が多数あり、大きな話題を集めそうだ。

【了】

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