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バルサで引退したいイニエスタ、クラブ首脳陣に契約交渉を求める

text by 編集部

アンドレス・イニエスタ
バルセロナのアンドレス・イニエスタ【写真:Getty Images】

 バルセロナのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、バルサとの契約を延長することを望んでおり、クラブ首脳陣に交渉を持ちかけたいという意欲を口にしている。21日にスペインラジオ『カデナ・コペ』に語った。

 12歳で下部組織に入団して以来バルサ一筋でプレーしてきたイニエスタは、トップチームで15年目のシーズンを戦っている。2013年12月にサインした現在の契約は2018年6月までであり、残り2年間を切ったところだ。

 新契約の合意が発表されたMFセルヒオ・ブスケツに続いて、バルサにとってはイニエスタと同じく2018年に契約が満了するFWリオネル・メッシとの契約延長が大きな仕事となるが、イニエスタも自分に新契約の順番が回ってくることを望んでいる。現地時間21日に行われたアトレティコ・マドリー戦の終了後に次のように語った。

「契約延長に向けて僕の順番がどうなっているのか、クラブ首脳陣に質問しなければならないね。僕はここでキャリアを終えたいと思っているよ。今は今で楽しんでいるけどね」

 かつてバルサで指導を受けた恩師であり、現在マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督がイニエスタを欲しがる可能性もあるかもしれない。だがスペイン代表MFは、「グアルディオラは僕の考えや僕の望みを分かっている。バルセロナでキャリアを終えるということだ」と移籍の可能性を否定している。

 現在32歳のイニエスタは、2018年までの契約が満了する時点で34歳。その先まで契約を延長することになれば、希望通りバルサで現役を終える可能性が高くなりそうだ。

【了】

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