シャルケに所属する内田篤人【写真:Getty Images】
負傷による戦線離脱が長引いているシャルケのDF内田篤人にとって、10月4日に行われる検査は復帰の見通しを立てる上で非常に重要なものとなる。シャルケの公式ツイッターアカウントで投稿された動画の中で、本人がそう語った。
内田は昨年3月以来ピッチから遠ざかっており、同年夏に右膝蓋腱の手術を行った。当初は数ヶ月で復帰できることが見込まれていたが、予想以上に回復が遅れ、2015/16シーズンは1試合も出場することができず。新シーズンを迎えてもプレーできる状態に回復はしていない。
シャルケのアクセル・シュスターSD(スポーツ・ディレクター)は、同選手が10月4日に検査を予定していることを明かしていた。その結果次第でより負荷の大きなトレーニングが可能となるという。内田は自身の現在の状態について「これだけ長く離れているが、手応えは少しある」と述べた上で、次回の検査の重要度を強調している。
「10月4日というのは、一番大事な検査かなと。大きなポイントだと思いますね。(検査結果が)良いと悪いとでは、かなり今後の復帰の目処とか早さが変わるという検査です」と内田は落ち着いた様子で語っている。
最後の試合出場から1年半あまりが経過したが、ファンもクラブも期待を失うことなく内田の復帰を待ち続けている。待望の復帰がいつになるのか、まずは2週間後の検査を待つ必要がありそうだ。
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