バイエルン・ミュンヘンのカルロ・アンチェロッティ監督【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンの指揮官カルロ・アンチェロッティ監督が、今季のセリエAを分析をした。20日に伊メディア『スカイ・スポルト』が報じている。
かつてユベントスやミランで指揮を執ったアンチェロッティ監督が、今季のセリエAを分析。まず同監督は、「ナポリとマウリツィオ・サッリ監督は天才的だ。FWゴンサロ・イグアインを失って皆が落胆していたが、ゴールを量産するFWアルカディウシュ・ミリクを見つけた」とナポリを賞賛。
次にリーグ5連覇中のユベントスに触れ、「団結力が固くエキスパートなチームだよ。多くの選手を変えたけど信じられない強さがあるチームのままだ。そこに全てを上手く管理できるマッシミリアーノ・アッレグリ監督の経験が加わっている」と同チームを優勝候補の一角にあげている。
そして、かつてあらゆるタイトルを獲得したミランについて、「ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督はとても優秀だし時間を与えるべきだ。きっと選手たちのベストを引き出すことができると思う」とチーム構築中の指揮官に期待した。
最後に“イタリア・ダービー”を制したインテルについて言及。同監督は、「インテルがサプライズとなるかもしれないね」と始めると、「沈みかけていたチームのように見えていたけれど、ユベントスとの対決で並外れたパフォーマンスをしてみせた。つまりそれは監督や選手にクオリティがあるという意味だよ」と優勝争いに加わる可能性があると告げている。
アンチェロッティ監督の評価が高いナポリとインテル。今季はこの2つのチームが6連覇を目指すユベントスの直接的なライバルチームとなるかもしれない。
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