現在リーガエスパニョーラで16連勝中のレアル・マドリー。それでもジネディーヌ・ジダン監督は「まだ何も勝ち獲っていない」と慎重な姿勢を見せる。20日、スペイン紙『アス』が報じている。
リーガ新記録の17連勝がかかるビジャレアル戦に臨むジダン監督は、会見の場で「我々は何も勝ち取っていない。記録は素晴らしいものだ。これを積み重ね続けていきたい」と述べ、「我々は練習し、プレーし、勝利したいのだ。とにかくまだ何も勝ち獲っていない。今は全てが良く見えるだろうが、そうしたものは存在しない。1日1日を考えている。いい試合をするための準備以外は何も考えていない」と語っている。
今節は、バルセロナとアトレティコ・マドリーのライバル同士の直接対決もあるが、「我々の試合開始の方が早いので、まずは我々自身がどうするかが先だ。どちらが勝とうと同じことだ。両チームとも強い。だが、まずは我々自身のことについて考えなければならない。それだけだ」と述べている。
また、前節は欠場した、クリスティアーノ・ロナウドとガレス・ベイルの両選手については「彼らは練習も通常通りにこなしており、いい状態だ。2人とも100%だ」とコメントした。
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