負傷したFWハリー・ケイン【写真:Getty Images】
トッテナムの指揮官であるマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、イングランド代表FWハリー・ケインが右足首の靱帯に損傷を受けていることを確認した。20日に同クラブの公式サイトが報じている。
現地時間19日に行われたプレミアリーグ第5節でトッテナムはホームでサンダーランドと対戦。試合はケインが決めた決勝ゴールにより1-0でトッテナムが勝利したが、同選手はこの試合で足首を捻り、87分に担架に乗せられてピッチを後にしている。
この怪我についてポチェッティーノ監督は、「ハリーは足首の靱帯を負傷してしまった。我々には毎日彼の状態をチェックする必要があるが、いつ復帰するかについてはまだ我々にも分からない」と回復期間を明かしていない。
ケインの離脱が、トッテナムにとって大きな痛手となるのは間違いなさそうだ。トッテナムは現在3勝2分で3位と好調なスタートを切っているが、万一ケインの離脱期間が長くなれば、マンチェスター・シティやレスター・シティ、アーセナルといったライバルチームとの直接対決にエース不在で挑まなければならなくなる。その上、チャンピオンズリーグでも起用できない。
代表チームにとってもそれは同じだ。来月にはワールドカップ欧州予選が予定されているが、イングランド代表はケイン抜きで試合に挑むことになる。
今季はここまで公式戦6試合全ての試合に先発出場し、2得点1アシストを決めているケイン。重要な試合が続くこの大事な時期にエースを失ってしまうことは、トッテナムにとってもイングランド代表にとっても大きな痛手となるに違いない。
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