マウロ・イカルディ【写真:Getty Images】
今夏インテル退団が騒がれたマウロ・イカルディは、伊『メディアセット』が制作する番組『ティキ・タカ』の19日放送分内で改めて移籍を否定した。
妻であり代理人でもあるワンダ・イカルディ氏が数々の具体的なクラブ名をメディアに語ったことで、インテルに愛想を尽かしたと見られていたマウロだが、実際のところ全くそのような事実はなかったという。
「ナポリ移籍に近づいたかって? そんなことないよ。だけど接触はあった。これはナポリだけじゃないけどね。僕の妻は代理人でもあるから。それでも僕は妻とみんなに対し、ミラノに残りたいと言ったよ」
ゴンサロ・イグアインをユベントスに引き抜かれ、新たなエースストライカーを探していたナポリから獲得の打診があったことをイカルディは自らの口で認めた。しかし、最後はインテルへの愛が移籍を思いとどまらせたようだ。
「僕はいつもインテルを離れたくないと言ってきた。ミラノで幸せだし、このユニフォームを着て、偉大なチームとともに勝利を掴みたい。今の僕らにはそのチャンスがあるんだ」
ユベントスとのイタリアダービーでゴールを挙げ、今季は4戦4発と序盤から絶好調のイカルディ。自らの言葉通り、キャプテンとしてインテルをタイトルへ導けるだろうか。
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