バルセロナのルイス・エンリケ監督【写真:Getty Images】
アウェイでのレガネス戦に5-1と快勝したバルセロナ。ルイス・エンリケ監督はポゼッションサッカーにこだわりはないと述べている。17日、スペイン紙『アス』が報じている。
リーグ戦、チャンピオンズリーグと連戦が続く中で、選手のローテーションや3バックという新システムに挑んだこの試合、指揮官は「我々を悩ませる難しい相手に対して重要な勝利だ。スペースをうまく利用できた」と述べ、午後1時という早い時間のキックオフに「難しい状況だったが、アクティブにできた。もし、もっと寝ていたら、もっと苦戦していただろう」と振り返る。
そして、「今日は相手がプレッシャーをかけてきたので、我々はスペースを見つけねばならなかった。この数試合においては、あまりポゼッションに関心がない」と述べ、「よりゴールを挙げるため、チャンスを作る。もし、それが鋭くなければピンチを生むということになるのだ」続ける。
また、3バックの採用と、MFセルヒオ・ブスケツの欠場の関連性について問われると「それぞれに少しずつ関係している。ブスケツは代表戦でも休んでいなかったので、休養を与えねばならなかった。だから、彼が休むこうした試合の中で新しいシステムを試すのだ」とコメントしている。
「長いシーズンを戦うためにも全ての選手を頼りにしている」と述べるルイス・エンリケ監督。次節は大一番のアトレティコ戦が控えている。中3日というハードな日程だが、コンディショニングに気を配る監督のこと、万全の状態で臨んでくれることだろう。
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