得点を決めたインテルのマウロ・イカルディ【写真:Getty Images】
【インテル 2-1 ユベントス セリエA 第4節】
イタリア・セリエA第4節が現地時間18日に行なわれ、インテル対ユベントスの“イタリア・ダービー”が行われた。試合は、逆転に成功したインテルが2-1で勝利を収めている。
日本代表DF長友佑都が所属するインテルは、4-2-3-1の布陣を選択。ワントップにマウロ・イカルディを置き、左WGにはイバン・ペリシッチの代わりにエデルを起用。先発出場が予想された長友はベンチスタートとなった。
いつものように3-5-2の布陣で挑むユベントスは、アンドレア・バルザーリの代わりにメハディ・ベナティアが3バックの一角として先発出場。そして前線にはマリオ・マンジュキッチが先発で出場し、昨季のリーグ得点王ゴンサロ・イグアインはベンチスタートとなった。
両チームのスターティングメンバーは以下。
ユベントス(3-5-2)
GK:ブッフォン
DF:ベナティア、ボヌッチ、キエッリーニ
MF:リヒトシュタイナー、ケディラ、ピャニッチ、アサモア、A・サンドロ
FW:マンジュキッチ、ディバラ
インテル(4-2-3-1)
GK:ハンダノビッチ
DF:ダンブロージオ、ミランダ、ムリージョ、サントン
MF:J・マリオ、メデル、カンドレーバ、バネガ、エデル
FW:イカルディ
ユベントスは、前半の半ばに早くも最初の交代カードを切らされる。26分、先発で起用したベナティアが怪我をし、代わりにバルザーリが入り鉄壁のBBCが構成された。
前半にはイカルディがシュートをポストに当て、ユベントスもフリーでいたサミ・ケディラがゴール前でヘディングシュートに失敗するなど、お互いに訪れたチャンスを決められずにスコアレスドローでハーフタイムを迎える。
迎えた後半、ユベントスが先制に成功する。66分、左サイドで相手DFを振り切ったA・サンドロがゴール前に素早いグラウンダーのクロスを送ると、そこへ飛び込んだリヒトシュタイナーが押し込み、ユベントスが先制点を挙げた。
するとすぐにインテルも反撃を開始。68分、コーナーキックのチャンスからイカルディがヘディングを叩き込んで同点に追いついた。
勝負に出たいユベントスは、74分にマンジュキッチに代えてイグアインを投入。しかし、逆転弾を決めたのはインテル。エリア内で粘ったイカルディが浮き球を上げると、69分に入ったぺリシッチがヘディングを叩き込み、インテルが逆転に成功した。
その後に試合は動かず、試合は2-1で終了。インテルが宿敵相手に逆転勝利を飾り、2連勝を収めている。
【得点者】
66分 0-1 S・リヒトシュタイナー(ユベントス)
68分 1-1 M・イカルディ(インテル)
78分 2-1 I・ぺリシッチ(インテル)
【了】